【電気回路】直列接続
こんばんは~
前回の記事、直流電圧源・電圧降下はいかがだったでしょうか?
今回のテーマは…
直列接続!
これまでに引き続き、高校の復習です。
2つの抵抗、が直列に接続されたとき、合成抵抗(全体の抵抗)はどうなるかという話です。
合成抵抗はとします。
結論:
シンプルですね。
では、この式を導いてみましょう。
全体の電圧を、電流をとします。
オームの法則より、
となります。
ここで、での電圧を、での電圧をとします。
すると、これまたオームの法則から
となります。(直列なので、どこでも電流は)
電圧は
です。
この式にを代入してみましょう。
両辺をで割ってみると
となります。
とを比べてみると、確かに
となっていることが分かります。
ところで、これらの式から
という式も得られます。
導き方は
から
両辺にをかけて
から
両辺にをかけて
今日のまとめ
では。
参考文献:大野克郎、西哲夫 『大学課程 電気回路<1>』 オーム社 1999年